ニジマス(冷水魚、淡水魚)を池で飼う方法

このブログ記事では、

「庭に池を持ってるんだけど魚を飼ってみようかな。」

「穴を掘ったら地下水が出てきたんだけどそれを利用して魚を飼ってみようかな。」

という方へニジマスの池での飼い方について説明してみたいと思います。

<水温について>

まず、水温ですがうちの取扱い魚種でいうと

ニジマス2℃~25℃

ヤマメ2℃~20℃

オショロコマ2℃~20℃

という認識でよいと思います。

ベスト水温はどれも10℃くらいが私見ですが魚たちが「ちょうどいいよ」と言っている気がします。

下限水温は2℃としていますが凍らなければ生きています。(ただし餌の摂取量はかなり減る)

上限水温は上の通りとしていますが、当養魚場では一番暑い時期でもここまでは絶対に上がらないので、ここまでの環境で魚たちがどうなるかは具体的にはわかりません。ただ、この程度までは順応できるようです。

地下水はほぼ水温は一定かと思いますがそれ以外は季節により変動があるので、特に夏は水温が上がり過密状態では酸欠になりやすいので注意しましょう。

<飼育量について>

どれくらいの池にどれくらいの量の魚を飼えるかは水温と注水量、魚の大きさによるといえ、すべて水に溶けている酸素の量(溶存酸素)が関係してきます。

池の広さが一定としておおざっぱに言うと次の通りになります。

・水温が高いと飼える量が少なくなる。

・水温が低いと飼える量が多くなる。

・注水量が多いと飼える量が多くなる。

・注水量が少ないと飼える量が少なくなる。

・魚単体のサイズが小さいと同じ総重量でも飼える量が少なくなる。

・魚単体のサイズが大きいと同じ総重量でも飼える量が多くなる。

注水1L/secでの具体的な収容量目安を書きます。(注水溶存酸素はほぼ上限含まれているものと考える)

1gの魚、水温5℃で約120kg

50gの魚、水温5℃で約220kg

200gの魚、水温5℃で約300kg

1gの魚、水温10℃で約50kg

50gの魚、水温10℃で約100kg

200gの魚、水温10℃で約140kg

1gの魚、水温15℃で約30kg

50gの魚、水温15℃で約60kg

200gの魚、水温15℃で約70kg

これをみていただければおわかりかと思いますが夏場の水温が一番上昇するとき、どれくらい収容できるか、を考えるのがよいと思われます。

次に餌の量を書いた表を貼ります。

image1

例えば100gサイズ合計10kgのニジマスを10℃の池で飼育していたとすると餌の量は「1.0%」となっているので10kgの1%ですので100gとなり1日にあげる餌の量が100gということになります。

稚魚のうちは一日数回に分けてあげたほうが内臓に負担がかからないので、できるだけ分割して餌やりをしましょう。

以上、池でニジマスを飼う方法でした。

※この記事の数値はあくまで参考程度で自己責任でお願い致します。

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